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町田FW藤尾翔太の言動で矛盾?G大阪戦PK水かけ行動巡り「嘘つき」と指摘も

藤尾翔太 写真:Getty Images

 町田ゼルビア所属FW藤尾翔太は、6月30日開催の明治安田J1リーグ第21節ガンバ大阪戦でPKから決勝ゴールを奪取。本人がPK直前の「水かけ疑惑」について説明したが、説明の内容がインターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像で捉えられた実際の行動と異なるのではと話題になっている。

 同選手はG大阪戦で後半キックオフからピッチに立つと、59分にペナルティエリアで倒されてPKを獲得。ボールを持ったままゴール脇へ移動して給水ボトルを拾い上げた直後、G大阪所属DF中谷進之介が後ろからボールをはたいた。

 一部報道によると、藤尾本人は試合後に「水をかけようとは思っていなかった。普通に水を飲みたかった。ピッチが濡れていたし」と、PK直前にボールを濡らす意図が無かったことを強調したという。

 しかしDAZNの中継映像では、ペナルティスポット付近でボールを拾う藤尾の姿が。同選手は左腕でボールを抱えると、右手にいろはすのペットボトルを持つ。そして水分補給を行った直後、ペットボトルの水をボールにかけている。

 Xでは中継映像の一部が切り取られた動画が拡散されているほか、藤尾がペットボトルの水をボールにかける瞬間を捉えた姿も画像でアップ。「水かけ疑惑」と報じられていただけに、「DAZN中継を見ていたら、水をかけていたことくらい分かる」「噓ついている」「言い訳最初から用意しているのか」「自分の価値を下げている」といった批判が噴出。「ペットボトルどこから出てきたのか謎」「どこにペットボトル隠し持っていたんだ?」などと驚きの声も挙がっている。

 先月19日に行われたJ1第15節の東京ヴェルディ戦で、PK直前にボールを濡らした上でゴールを決めた藤尾。黒田剛監督の勝負に徹底する姿勢がチーム内に浸透している中、G大阪戦における同選手の振る舞いとコメントを巡り、様々な意見が湧き起こっている。