Jリーグ

【J1リーグ2024】第16節ベストイレブン&ハイライトまとめ

写真:Getty Images

2024明治安田J1リーグ第16節の9試合が5月25日〜26日に開催された。前節首位へと返り咲いた町田ゼルビアは6位の浦和レッズと対戦。ゲーム終盤に劇的な勝ち越しゴールを上げて3連勝を果たした(2-1)。そんな首位町田を追う3位の鹿島アントラーズは、下位の北海道コンサドーレ札幌を相手に3-0と快勝。ヴィッセル神戸が敗れたこともあり2位へと浮上した。

また、5試合勝利のなかった16位ジュビロ磐田は18位の湘南ベルマーレと対戦。開始直後から追いかける試合展開となったが、最後は逆転に成功し久々の白星を挙げた。ここでは、そんな第16節で活躍した選手たちをベストイレブン形式でまとめていく。


早川友基 写真:Getty Images

GK:早川友基(鹿島アントラーズ)

3連勝を目指す鹿島アントラーズは第16節で北海道コンサドーレ札幌と対戦。前半からリードを奪い3-0と好調ぶりを見せつける勝利を収めた。この試合、GK早川友基は無失点で終えたことはもちろん攻撃面でも存在感を見せた。質の高いフィードや縦へ鋭く差し込むパスで最後方から起点となり、また札幌の背後を狙う鋭いパスも胸でコントロールしてボールを保持するなど冷静さと技術の高さを見せつけ勝利に貢献した。

  • 最終スコア:3-0
  • 前節からの順位変動:鹿島(3位→2位)、札幌(19位→19位)

ドウグラス・グローリ 写真:Getty Images

DF:ドウグラス・グローリ(アビスパ福岡)

連敗脱出を狙った第16節のアビスパ福岡。アルビレックス新潟を相手に2-1と第13節以来となる勝利を収めた。このゲーム、4試合連続でスタメン出場したDFドウグラス・グローリは貴重な追加点に絡む働きを果たした。後半も終盤に入った時間帯、セットプレーの流れから前線でボールをキープし丁寧な落としでMF紺野和也のゴールをアシスト。後半アディショナルタイムにゴールを許したものの、十分に勝利を呼び込む活躍を見せたと言えよう。

  • 最終スコア:2-1
  • 前節からの順位変動:福岡(11位→11位)、新潟(15位→16位)

関川郁万 写真:Getty Images

DF:関川郁万(鹿島アントラーズ)

今季もDF植田直通と並び、鹿島不動のセンターバックとして活躍しているDF関川郁万。第16節の北海道コンサドーレ札幌戦でも安定感のあるプレーを数多く見せていた。守備では相手の前線へ供給されるパスに対して出足鋭く弾き返す強さと反応の速さを見せ、攻撃でも質の高い縦パスで攻撃の起点としての役割を果たすなど躍動。チームを2位浮上へ導く原動力となった。


安西幸輝 写真:Getty Images

DF:安西幸輝(鹿島アントラーズ)

直近は6戦負けなしで第16節の北海道コンサドーレ札幌戦を迎えた鹿島アントラーズ。最後まで得点を奪いに行く姿勢を見せ続け、終わってみれば3-0と快勝で3連勝を飾った。そんな今節、攻撃的な姿勢を象徴する存在となっていたのがDF安西幸輝だ。特に後半に入ってからは積極的に前線に顔を出して攻撃に厚みを持たせ、サイドの突破のみならず内側へ入ってのシュートも披露。ゴールやアシストこそなかったが、大きな存在感を示し勝利に貢献した。


前寛之 写真:Getty Images

MF:前寛之(アビスパ福岡)

2連敗中のアビスパ福岡は第16節でアルビレックス新潟と対戦。2-1と接戦を制して3試合ぶりの白星を挙げた。このゲームでMF前寛之が魅せた。安定した中盤での冷静なパスさばきはもちろん、前半終盤に差し掛かった時間帯にやや距離のある直接フリーキックから先制点をマーク。鮮やかな今季初ゴールでチームの連敗脱出に大きく貢献した。

Previous
ページ 1 / 2

名前大島俊亮
趣味:サッカー観戦、ゲーム(スポーツ、シミュレーション、アクションなど)
好きなチーム:Jリーグ全般

サッカーを中心に、スポーツやエンタメなど複数ジャンルを扱うライターとして活動しております。Jリーグを中心に、日本のサッカーファンが楽しめる記事執筆を心がけていきますのでよろしくお願いします。

筆者記事一覧