明治安田J1リーグ第10節のアルビレックス新潟対FC東京が、今月27日に開催。FC東京所属MF小泉慶に対する新潟所属FW太田修介のスライディングタックルを巡り、ファン・サポーターから批判が湧き起こっている。
問題視されているのは、3-0とFC東京リードで迎えた82分のシーン。FC東京が自陣右サイドでパスを回す中、タッチライン際に張っていた小泉にボールが渡る瞬間に、太田が左足裏を見せながらスライディングタックル。左足裏が小泉の右足に激しく接触すると、小泉は大きな声を挙げながら転倒。主審は太田にイエローカードを提示し、FC東京にフリーキックを与えた。
この接触シーンは、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像が一部切り取られて、X(旧ツイッター)上で拡散。「レッドカードじゃないの?」「スライディングタックルした太田もレッド覚悟していた感じなのでは?」と判定に対する不満が湧き起こっているほか、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)が介入しなかっらことへの疑問も。「選手壊れる」「小泉の怪我が心配」という声も挙がっていた。
ただ、DAZNの中継で解説を担当していた日本代表OBの坪井慶介氏は、小泉が一瞬の判断で長期離脱を避けたと主張。「もちろんファウルですが、小泉はうまく力の逃がしていた。もちろん痛いが、最後の部分で踏ん張り過ぎずに、上手なよけ方をした。変に踏ん張り過ぎると、大怪我に繋がる」と私見を述べている。
なお、FC東京は終盤に1点を返されたものの、3-1とアウェイで勝ち点3を獲得している。中盤の主力選手であるMF松木玖生をU23日本代表招集により欠いているだけに、小泉の軽傷を多くのファン・サポーターが願っている。
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