
久保裕也(シンシナティ)
2012年、アルベルト・ザッケローニ監督が指揮していた日本代表に、わずか18歳でA代表召集されたのが現在MLSのシンシナティでプレーするFW久保裕也だ。その後しばらく代表からは遠ざかったものの、2016年スイス1部のBSCヤングボーイズ所属時代にバヒド・ハリルホジッチ監督下の日本代表に再び召集され、そこから約2年間は代表に定着した。A代表通算13試合出場2得点の活躍を残すも、結果的にはハリルホジッチ監督の解任と同時にそこから代表への召集はなくなってしまった。
2020年にベルギー1部のKAAヘントからシンシナティに移籍。今シーズンで5年目を迎える久保は既にMLSで通算100試合に出場しており、2023年末には2025シーズン終了までの契約延長(さらに1年間の契約延長オプション付)が発表された。チームから信頼され、MLSで充実の時を過ごしているようだ。

高丘陽平(バンクーバー・ホワイトキャップス)
現在MLSのバンクーバー・ホワイトキャップスに所属しているGK高丘陽平。横浜FCの下部組織から2014年にトップチームへと昇格しプロデビューを果たす。2018年、サガン鳥栖への期限付き移籍を経て翌2019年に完全移籍。その後2020年に横浜F・マリノスへ加入すると、2022シーズンにはJ1リーグ全試合に出場し、チームはリーグ最少失点を記録。ベストイレブンにも選出される大活躍で横浜FMの優勝に貢献した。
2023年、横浜F・マリノスから完全移籍でホワイトキャップス加入した高丘。183センチとGKにしては上背がないものの、安定したパフォーマンスと高い足元の技術でレギュラーの座を掴んでいる。このまま安定したプレーを続けることができれば、高丘が日本代表に召集される日もそう遠くはないかもしれない。

さらに盛り上がるMLS
まだまだ発展途上ではあるが、アメリカがサッカーに注いでいる熱量は凄まじい。ここで紹介した日本人選手のみならず、世界中から名の知れた選手たちが新天地としてアメリカを選択している現状には、Jリーグも危機感と学ぶ姿勢を持つべきではないだろうか。2026北中米W杯の盛り上がり次第では、ヨーロッパに次ぐ人気を誇るリーグとなることも十分に考えられるだろう。今後のアメリカサッカーの発展と、そこでプレーする日本人選手たちの活躍に今から注目である。
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