DF角田涼太朗は今年1月、横浜F・マリノスからイングランド2部カーディフ・シティへ完全移籍。カーディフからベルギー1部KVコルトレイクへ期限付き移籍中であるが、今季終了後の去就は不透明であるかもしれない。
角田は浦和レッズの下部組織、前橋育英高校、筑波大学を経て、2021年に横浜FMとプロ契約を締結。2022シーズンのJ1優勝を貢献すると、昨年3月には日本代表に初招集(怪我で不参加)。2023シーズンのJ1リーグ14試合でスタメン出場すると、今年1月に海外挑戦を果たした。
コルトレイクの一員として、1月27日のOHルーヴェン戦でデビューを飾ると、その後は今月16日のアンデルレヒト戦までリーグ戦8試合続けてスタメン出場していた角田。ベルギーメディア『Nieuwsblad Sport』のエリアン記者は18日に「角田は肉離れにより、数週間の離脱が予想される」とリポート。最悪の場合、今季残り全試合を欠場する可能性もあるとみられる。
日本代表DF藤井陽也も擁するコルトレイクは、今季のベルギー1部レギュラーシーズンを、16クラブ中15位で終了。4月7日から5月12日にかけて、下位4クラブによる2部降格プレーオフ6試合を戦うことに。下位2クラブが自動降格となるだけに、1部残留は極めて厳しい状況だ。
コルトレイクへの期限付き移籍期間が今年6月に満了を迎える角田。同選手の去就は、クラブの今季成績や怪我の回復具合に左右されるかもしれない。
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