インテル(イタリア1部)が、ボローニャ(同1部)に所属するU-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(21)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『トゥット・スポルト』が伝えた。
インテル下部組織出身のファビアンは、2022年夏にレッジーナ(イタリア2部)へのレンタル移籍を経験して昨夏にボローニャへ完全移籍。フィジカルの強さや豊富な運動量を兼ね備えたボックス・トゥ・ボックス型のセントラルMFで今季は序盤戦こそ出場機会が限られていたものの、ここまでセリエA17試合で4ゴール2アシストの数字を残している。
そんなファビアンに対して、インテルは2025年夏に1200万ユーロ(約19億3000万円)の買い戻しオプションを保有している模様。インテルは今季のセリエA27試合で2ゴール9アシストを記録しているアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンの長期的な後継者と考えているようだ。
ただ、ムヒタリアンとインテルの現行契約は2026年夏まで。インテルは来夏にイタリア人MFを買い戻した場合はそのままチームに加える可能性がある一方で、ムヒタリアンが契約満了を迎える2026年夏までレンタルで他クラブに放出する可能性もあるようだ。
また、インテルはMFニコロ・バレッラやMFダビデ・フラッテージのイタリア代表トリオで中盤を形成したいと考えているようだ。今季のセリエAで首位を快走するインテルだが、どのような動きを見せるのだろうか。
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