
アルビレックス新潟
2023シーズンは10位ながら明確な点取り屋不在だったアルビレックス新潟は、サガン鳥栖からFW小野裕二を獲得した。昨季キャリアハイを更新する9得点を記録したストライカーは、利き足の右だけでなく左足、また身長は170cmながら頭での得点も多い。自身初の二桁得点は現実的な目標だ。
前線でもビルドアップの過程でも一切躊躇なく身体を張れるFW鈴木孝司、昨季自身初のJ1挑戦で怪我がありながら3得点のFW谷口海斗らがライバルとなる。また、新潟は2列目に個性豊かな選手たちがおり、FW太田修介、MF高木善朗、FW小見洋太、FW長倉幹樹、新加入のMF長谷川元希らによる競争に注目したい。

ジュビロ磐田
J2を2位で勝ち抜き、1年でのJ1復帰を達成したジュビロ磐田。1トップ争いはFWジャーメイン良と新加入のFWマテウス・ペイショットの一騎打ちか。前者は183cmの長身を活かした空中戦の強さと、試合終盤でも維持する集中力で昨季のJ2で9得点を記録。後者は190cmとジャーメイン以上に長身で、パンチ力あるシュートも持ち味だ。
ペイショットは練習試合で得点を決めており、ある程度フィットしつつある。同じく新外国籍選手のFWウェベルトンは未知数ながらインパクトを残したいところ。2列目からチャンスに絡むMF松本昌也(昨季9得点)やMF金子翔太(昨季6得点)なども得点力に優れ、良い競争をチームの力に変えたい。

名古屋グランパス
チーム得点王のFWキャスパー・ユンカーを完全移籍に移行し、さらに実績豊富な新戦力の獲得に成功した名古屋グランパス。ユンカーは何でもこなせるうえシュート精度が抜群。昨季16得点を挙げており、怪我さえなければエースに君臨する可能性が高い。
新加入の2人も、ともに昨季J1で10得点を挙げた実力者。FWパトリックはフィジカルが強く、京都サンガの最前線で起点とフィニッシャーを担った。FW山岸祐也はボールキープに長けてパスセンスも備え、アビスパ福岡で2シーズン連続二桁得点を達成している。3度の二桁得点を経験している快速FW永井謙佑、2022シーズンにサンフレッチェ広島で8得点を記録したMF森島司などもおり、長谷川健太監督が選手たちをどのように起用するのか要注目だ。

京都サンガ
2シーズン連続でJ1残留を達成した京都サンガは、徐々にFWの層を厚くしつつある。2024シーズンの最前線に入るのは、キープ力に優れるFW山﨑凌吾もしくはオーストラリアAリーグで公式戦16試合11得点7アシストを記録していた新加入のFWマルコ・トゥーリオだろう。
そしてウイングには、右にFW豊川雄太、左にFW原大智がいる。豊川は昨季10得点、原は夏の加入ながら7得点を挙げており、どこからでも点が取れる。3トップ合計の破壊力ではJ1でも高いレベルにあり、彼らがどれだけ揃い踏みできるかがカギを握る。
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