FWリオネル・メッシやFWルイス・スアレスなど擁するMLS(アメリカ・メジャーリーグ)のインテル・マイアミは、2月7日に国立競技場でヴィッセル神戸と対戦。アルゼンチン代表の英雄と日本代表FW大迫勇也のストライカー対決に注目が集まっているが、ここに来てマイアミが神戸戦にベストメンバーで臨まない可能性が浮上している。
今年1月下旬から実施しているマイアミのアジアツアーには、メッシやスアレス、DFジョルディ・アルバ、MFセルヒオ・ブスケツと、元バルセロナ所属選手4名全員が帯同。ブラジル代表FWネイマール所属のアル・ヒラル、FWクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルと対戦すると、2月4日には香港リーグ選抜と対戦。会場は4万人のファンで埋め尽くされたが、メッシとスアレスが欠場。メッシに関しては、アル・ナスル戦でもプレー時間およそ10分にとどまっていた。
米メディア『ESPN』によると、マイアミのヘラルド・マルティノ監督は香港での親善試合を終えた後、会見で「メッシは内転筋に炎症を起こしている。チームドクターはプレーする上でのリスクが高いと私に伝えてきた。スアレスは膝に問題を抱えている」と、両選手の欠場理由を説明。中2日で迎える神戸戦でのプレーも厳しいとみられる。
一方でマイアミの日本ツアー実施は、2月1日にTBS系『THE TIME,(ザ・タイム)』で告知。ただ総合司会の安住紳一郎アナウンサーは「実はメッシを日本で見られるって知らない人が多い。チケットが相当残っているそうなので」と、チケットの売れ行きが悪い現状を明かしていた。
なお「Inter Miami in Tokyo 2024」の公式X(旧ツイッター)アカウントは、1月29日に「現状、放送・配信の予定はございません」とファン・サポーターにむけて案内している。メッシらスター選手不在の可能性が高いだけに、空席が目立つ中でキックオフを迎えることになりそうだ。
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