レアル・マドリードが、ユベントスに所属するイタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾ(23)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。
カルロ・アンチェロッティ監督から守備面では信頼されているものの、攻撃面では改善の余地があることを指摘されているフランス代表DFフェルラン・メンディの放出を画策しているマドリード。昨夏にラージョ・バジェカーノからスペイン代表DFフラン・ガルシアを呼び戻したものの、今夏に新たな左サイドバックのスペシャリストの補強に動く予定だという。
そのなかで、バイエルン・ミュンヘンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスをメインターゲットに設定している模様。だが、バイエルンと契約延長交渉を行っている同選手を引き抜くには困難なクラブ間交渉が待っていると予想されている。
その代替案としてカンビアーゾをリストアップしており、アンチェロッティ監督もプレースタイルや両サイドバックでプレー可能なポリバレント性を支持しているという。そして、ユベントスと2027年夏まで契約を結んでいるイタリア代表DF獲得に向けて移籍金最大4500万ユーロ(約72億円)を用意する可能性があるようだ。
ジェノア下部組織出身のカンビアーゾは2017年にトップチーム昇格を果たすと、イタリア複数クラブへのレンタル移籍を経験して2022年夏にユベントスへ加入。ボローニャへの武者修行を経験して昨夏にレンタルバックを果たすと、今季はビルドアップ能力の高さや高い攻撃力を武器に今季のセリエA19試合に出場して1ゴール3アシストを記録している。
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