
AFCアジアカップの日本代表FW浅野拓磨には、今季終了後にVfLボーフムを契約満了により退団する可能性が浮上。DF板倉滉擁するボルシアMGなどブンデスリーガ複数クラブからの関心が報じられているが、現地記者はボーフム残留を予想している。
浅野は2016年にサンフレッチェ広島からアーセナルへ完全移籍。VfBシュツットガルト、ハノーファー、セルビア1部パルチザンを経て、2021年夏にボーフムと3年契約を締結。ドイツ復帰1年目からリーグ戦で出場機会を確保すると、今季もアジアカップ参戦前までブンデスリーガ全試合スタメン出場。5ゴールをマークするなど、攻撃陣に必要不可欠な存在であるだけに、昨年9月には契約延長の可能性も取りざたされた。
しかしドイツ誌『シュポルト・ビルト』は今月9日、浅野が今季限りでボーフムを退団する可能性があると報道。契約延長交渉で選手サイドが現在の100万ユーロ(約1億6000万円)未満から150万ユーロ(約2億4000万円)への年俸引き上げを求めたものの、クラブがこれを拒否したとみられるほか、ボルシアMGやアウクスブルク、マインツなどが同選手の獲得に興味を示しているという。
ただ一方で、ボーフムの情報に精通するステファン・デーリング記者は今月下旬、ドイツのポッドキャスト番組『フースバル・インサイド』出演時に「浅野がボーフムに残る可能性を否定することはできない」と今夏残留を予想。
「他クラブでもっと高額の契約を結ぶこともできるが、昨年夏に巨額オファーがなかったのが実情だ。彼はボーフムで不動のレギュラーであることを自覚している。(今季終了後も)良いオファーは届かないだろうし、数ユーロ得ることを断念するだろう」と、他クラブから好条件のオファーが届かない可能性を指摘した。
それでもドイツ誌『キッカー』は25日、ボーフムが浅野の後釜としてギリシャ1部オリンピアコス所属FWヨルゴス・マスラスに関心を寄せていると報道。英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版も16日にSKアウストリア・クラーゲンフルト所属FWシナン・カルウェイナへの関心を伝えていただけに、ボーフム幹部が浅野退団を想定している可能性も考えられる。
なおボーフムは今季ブンデスリーガ18試合を終えて4勝8分6敗。2部自動降格圏の17位ケルンから勝ち点9差の14位に沈んでいるだけに、残留争いの行方も浅野の去就を左右するかもしれない。
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