![](https://football-tribe.com/japan/wp-content/uploads/sites/23/2023/11/GettyImages-1754379019.jpg)
2位:浦和レッズ
移籍・加入による戦力評価:A
主な移籍選手(OUT)
- DF岩波拓也(ヴィッセル神戸へ完全移籍)
- DF荻原拓也(GNKディナモ・ザグレブへ期限付き移籍)
- MF明本考浩(OHルーヴェンへ期限付き移籍)
- MF柴戸海(町田ゼルビアへ期限付き移籍)
- MF平野佑一(セレッソ大阪へ完全移籍)
- FWホセ・カンテ(引退)
- FWキャスパー・ユンカー(名古屋グランパスへ完全移籍)
主な加入選手(IN)
- DF井上黎生人(京都サンガから完全移籍)
- DF佐藤瑶大(ガンバ大阪から完全移籍)
- DF石原広教(湘南ベルマーレから完全移籍)
- MFサミュエル・グスタフソン(BKヘッケンから完全移籍)
- MFオラ・ソルバッケン(ASローマから期限付き移籍)
- MF渡邊凌磨(FC東京から完全移籍)
- FW前田直輝(名古屋グランパスから完全移籍)
- FWチアゴ・サンタナ(清水エスパルスから完全移籍)
2位は、新指揮官とともにJ1優勝を目指す浦和レッズ。15人がチームを離れ11人が加入と多くが入れ替わったなか、ほとんどのポジションで戦力アップに成功した。唯一気になるのは、MF明本考浩とDF荻原拓也が欧州に移籍した左サイドバックだろう。
外国籍選手2人が君臨するセンターバックでは、DF井上黎生人やDF佐藤瑶大が新たなライバルとなり、FWホセ・カンテが引退しFWキャスパー・ユンカーが名古屋グランパスへ移籍したストライカーには2022シーズンのJ1得点王FWチアゴ・サンタナを獲得。また、両ウイングには2023シーズンのJ1最優秀ゴール賞を受賞したMF渡邊凌磨とオランダ1部でのプレー経験もあるFW前田直輝を確保した。
なかでも最大の目玉はMFオラ・ソルバッケン。現役ノルウェー代表にしてASローマが保有権を持つ大物で、パスセンスに秀でた左利きの選手だ。現時点では2024年6月30日までの期限付き移籍だが、一部メディアでは買い取りオプションが付帯しているとも報道されている。ペア=マティアス・ヘグモ新監督と、その教え子で現役スウェーデン代表のMFサミュエル・グスタフソンらとともに新チームの中心を担うことが期待される。単純な戦力ではリーグ屈指だろう。
![](https://football-tribe.com/japan/wp-content/uploads/sites/23/2023/11/GettyImages-1789264334.jpg)
1位:ヴィッセル神戸
移籍・加入による戦力評価:A
主な移籍選手(OUT)
- GKフェリペ・メギオラーロ(横浜FCへ完全移籍)
- DF大﨑玲央(エミレーツ・クラブへ完全移籍)
- MFフアン・マタ(契約満了に伴い退団)※去就未定
- MF泉柊椰(大宮アルディージャへ期限付き移籍)
主な加入選手(IN)
- GKオビ・パウエル・オビンナ(横浜F・マリノスから完全移籍)
- DF岩波拓也(浦和レッズから完全移籍)
- DF広瀬陸斗(鹿島アントラーズから完全移籍)
- MF齊藤未月(湘南ベルマーレから完全移籍)
- MF井手口陽介(セルティックから完全移籍)
- FW宮代大聖(川崎フロンターレから完全移籍)
1位は、2023シーズンに初のリーグ戦王者に輝いたヴィッセル神戸。AFCチャンピオンズリーグエリート参戦を見据え、戦力を維持しつつ層を厚くすることに成功した。ある程度の出場時間を得ていた選手でチームを離れたのはDF大﨑玲央(836分)のみ。2023年9月に加入し注目を集めた元スペイン代表のMFフアン・マタは、公式戦わずか10分間のみの出場で退団となった。
GKには各年代別日本代表を経験したオビ・パウエル・オビンナ、やや層の薄かったサイドバックには両サイドバックを担えるDF広瀬陸斗を獲得。中盤には元日本代表でセルティックからアビスパ福岡に期限付き移籍し主力を担っていたMF井手口陽介を完全移籍で獲得し、昨季に期限付きで加入し中盤の軸となったが8月に全治約1年という大怪我を負ったMF齊藤未月は完全移籍へと移行した。
FWにも川崎フロンターレで8得点を挙げていた宮代大聖を獲得しており、戦力では文句なしの1位だろう。この「2チーム分」ともいうべき戦力を、優勝監督となった吉田孝行氏がどのようにやりくりするのか注目したい。
コメントランキング