Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸OB近藤岳登が失言…前川黛也への態度も物議。大﨑玲央は暗に批判か

ヴィッセル神戸 GK前川黛也 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸のJ1初優勝を祝して、関西のローカルテレビ局『サンテレビ』は今月10日に神戸応援番組「ヴィッセルスタジアム」の優勝特番が放送。神戸OBの近藤岳登氏がコメンテーターとして出演したが、日本代表GK前川黛也に対するメッセージをはじめ、複数の発言内容が議論の対象に。DF大﨑玲央のSNS投稿にも注目が集まっている。

 「Y’z ONE presents ヴィッセルスタジアム~神戸とトモニ!J1初優勝SP~」と題した優勝特番では、11月25日に行われた名古屋グランパス戦後のビールかけの様子が放送されたほか、吉田孝行監督やMF山口蛍、MF佐々木大樹、DF山川哲史の喜びの声も紹介。正守護神として活躍した前川がスタジオ生出演。近藤氏とともに今季の戦いぶりを振り返った。

 その中で近藤氏は、古巣クラブのJ1初制覇について「本当に素晴らしいですね!もう2度と起こらない可能性もありますから」とコメント。J1連覇も期待される中での発言であるだけに、X(旧ツイッター)上では「残念」「その発言はない」などと、失望や怒りの声が上がっている。

 また同氏は、名古屋戦で優勝が決まらなかった場合、J1最終節ガンバ大阪のパブリックビューイングに出演する予定だったことを明かした上で、「(優勝のタイミングを)引き伸ばして…」と発言している。

 この番組では視聴者へのプレゼントと企画として、前川のサイン入り色紙を用意。前川本人がカメラに向かってサイン色紙を見せた際、近藤氏が「これいる?」と言葉を発すると、前川は笑顔で「いらない」と反応。冗談交じりのやり取りとも解釈できるが、この近藤氏の発言に対しても「冗談でも言っていいことと悪い事の区別はするべき」「品がない」などと、一部のファン・サポーターから厳しい視線が送られている。

 そんな中、大﨑は優勝特番の放送終了後にXを更新。番組名や出演者の名前には触れなかったものの、「コメンテーターセンスないなー 全然面白くないし、自己満感すごい 喋りたいこと喋ればいいってもんじゃないよ」と苦言。ファン・サポーターから「同感」「現役の選手にこんなこと言わせるな」といった声が沸き起こっている。

 近藤氏は2007年から6シーズンにわたり神戸に在籍。その後は水戸ホーリーホックやFC大阪を経て、2018年1月に現役引退を表明。現役時から吉本興業と契約していたこともあり、引退後は芸人としても活動している。