サッカー日本代表「森保ジャパン」のMF南野拓実(ASモナコ)は、16日開催のFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選ミャンマー戦でFW上田綺世(フェイエノールト)の2ゴールをアシスト。MF久保建英(レアル・ソシエダ)がベンチから戦況を見つめる中、結果を残したが、日本代表OBの田中マルクス闘莉王氏は「南野の代表落選はあり得る」と予想している。
南野は昨年夏にリバプールからモナコへ完全移籍も、昨季は出場機会に恵まれず。日本代表にもカタールW杯本大会を最後に、しばらく招集されていなかった。しかし今季はオーストリア1部レッドブル・ザルツブルク時代にも指導を受けたアドルフ・ヒュッター監督のもとでコンスタントにプレー。ここまでリーグ戦10試合出場で3ゴール3アシストと結果を残すと、先月に代表復帰。今月開催のW杯予選でも引き続き招集されている。
そんな南野はミャンマー戦でスタメン出場すると、再三にわたりチャンスメイク。前半11分に浮き球のパスから上田の先制ゴールを演出すると、3-0で迎えた後半4分にはペナルティエリア右へのスルーパスから、再び上田のゴールをアシストした。
それでも闘莉王氏は南野に対して辛口評価。17日に自身のYouTubeチャンネルを更新。ミャンマー戦出場選手を採点する中、同選手について以下のように語っている。
「(今後も活躍が期待できるかどうかについて、)「今日の相手だとバロメーターにはならない。また強い相手と対戦した時に活躍してくれるかという点では少し楽しみ。調子が上がっていることは間違いない」
また中盤でポジションを奪還する可能性については「難しい」と回答。「久保建英や鎌田大地あたりがね。今の代表では、スタメン争いだけでなく、本当にベンチに座るのも難しい。今回のようによっぽど怪我人が出なければ、なかなか呼ばれないかなと思う」と、ミャンマー戦での結果にかかわらず、来年以降も代表招集外の可能性があると主張した。
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