ジュビロ磐田所属FW後藤啓介はベルギー1部アンデルレヒト移籍が濃厚とみられる中、同クラブと合意に達した模様。現地メディアが契約内容を伝えている。
同選手の去就については、ベルギーの移籍市場に精通しているジャーナリストのサシャ・タヴォリエリ氏は今月14日に「アンデルレヒトは現在、来年1月の後藤加入を確実にするために、最終段階として契約の詳細を詰めているところだ。ビザ発行など事務手続きを余裕をもって行えるようにすることも、比較的早い時期に契約をまとめる目的である」とリポート。U21チームにあたるRSCAフューチャーズに合流予定であることもあわせて伝えていた。
またベルギーメディア『Voetbal』は15日に「アンデルレヒトはチェルシー、ウェストハム・ユナイテッド、エバートン、アヤックス、フェイエノールト、ストラスブール、セビージャなど、他クラブとの争奪戦を制するために、契約を急いでいる」と、欧州複数クラブによる争奪戦を報じていた。
そんな中、タヴォリエリ氏は16日に後藤に関する情報をアップデート。「アンデルレヒトは磐田と合意していないものの、選手とはすでに合意している。彼には5年契約が用意されている」と伝えた。また日本国内では移籍金3億円と報じられているが、「正確にどれだけの金額を提示したのかは、まだ明らかになっていない」としている。
現在18歳の後藤は、今年磐田のトップチームへ昇格したばかり。同クラブの補強禁止処分にくわえて今年3月にFW杉本健勇が横浜F・マリノスへレンタル移籍したこともあり、J2リーグで33試合に出場して7ゴールをマーク。スタメン出場は7試合にとどまったものの、スーパーサブとして磐田のJ1昇格に大きく貢献した。
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