Jリーグ 大分トリニータ

大分デルランが残留?群馬戦後のSNS投稿に反響。3年契約と海外報道も

大分トリニータ 写真:Getty Images

 J1昇格を達成できなかった大分トリニータは、下平隆宏監督や岩瀬健ヘッドコーチらの退任を公式発表。片野坂知宏氏再招へいの可能性が報じられる中、ブラジル人DFデルランのSNS投稿が話題を呼んでいる。

 デルランは2022シーズン終了後、ブラジル2部グアラニを契約満了により退団。昨年末に大分への加入が正式決定すると、来日1年目の今季は序盤からセンターバックの一角でレギュラーに定着。リーグ戦26試合で先発出場したが、先月29日のブラウブリッツ秋田戦から今月12日の最終節ザスパクサツ群馬までのラスト3試合はいずれもベンチ外だった。

 デルランが来日1年目からフィットした一方、大分は17勝11分14敗でシーズン終了。J1プレーオフ出場圏の6位ジェフユナイテッド市原・千葉から勝ち点5差の9位に終わると、下平監督やコーチ数名が退団。デルランは今月17日に大分を出発し、21日帰国予定となっている。

 そんな中、デルランは14日夜にX(旧ツイッター)を更新。日本語で「シーズンが終りました。J1昇格の目標を達成できずすみません。来年はこの目標を達成するためにさらに努力します。今後ともよろしくお願いします」と綴ると、「来年も応援します」「お疲れ様でした」などのメッセージが。「来年はこの目標を達成するために」という文面に反応する形で、「来シーズンもいてくれるのは嬉し過ぎる」などと残留を確信するファン・サポーターも見られる。

 なおブラジルメディア『Diario Do Grande ABC』は昨年12月、デルランのグアラニ退団を報じた際に「彼は日本国内クラブと3年契約を結ぶ見込み」と伝えていた。契約期間が2年残っているとみられるだけに、同選手の大分残留が期待されている。