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浦和・中島翔哉が誹謗中傷被害「給料泥棒」神戸・大迫勇也決勝弾前のFKも話題

中島翔哉 写真:Getty Images

 浦和レッズ所属の元日本代表MF中島翔哉は、12日開催の明治安田生命J1リーグ第32節ヴィッセル神戸戦で途中出場。マチェイ・スコルジャ監督退任報道やFW大迫勇也に勝ち越しゴールを許す直前のフリーキックが話題を呼んでいるが、中島には神戸戦前に誹謗中傷メッセージが寄せられている。

 中島は今年7月に浦和へ加入したものの、コンディション不良により出場時間が伸びず。9月6日のルヴァンカップ準々決勝ガンバ大阪戦の1stレグで途中出場した際に、筋肉系のトラブルを抱えて戦線離脱。先月25日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第3節の浦項スティーラーズ戦で復帰も、その後はルヴァン杯決勝のアビスパ福岡戦も含めて3試合つづけて出番がなかった。

 それでもスコルジャ監督は、J1優勝にむけての大一番で中島を招集。タイ代表MFエカニット・パンヤにかわって77分からプレーすると、チャンスメイクのパス等で存在感を発揮。しかし1-1で迎えた後半アディショナルタイム、GK西川周作がゴール前まで上がる中、フリーキックを直接GK前川黛也にキャッチされると、前川の素早いパントキックから大迫に決勝ゴールを許した。

 X(旧ツイッター)上では、中島のパフォーマンスに対する評価が二分に。敵陣でのパス精度やタイミングを評価する声がある一方、フリーキックの場面におけるプレー選択や、前川にキャッチされた直後、ダッシュで帰陣しなかったことが議論の対象となっている。

 そんな中島は、神戸戦開催から7週間前に自身のインスタグラムアカウントを更新。有田焼の急須や茶碗をアップしていたが、この投稿に「給料泥棒。はやく出てってくれ」というコメントが寄せられている。神戸戦後に中島とMF安部裕葵の獲得を疑問視する声も沸き起こる中、誹謗中傷問題が再び議論の対象となりそうだ。