
MF:浅野雄也(北海道コンサドーレ札幌)
連敗中の北海道コンサドーレ札幌は、第31節で降格圏脱出を狙う横浜FCと対戦。終盤に失点するも2-1で制し5試合ぶりの勝利を挙げた。J1残留を決定づけたこの試合、貴重な追加点をもたらしたのがMF浅野雄也だ。サイドからスピードを活かした突破でチームに2点目をもたらすと、ターンからのシュートや裏へのスプリントからチャンスを作るなど好調ぶりをアピール。自身の魅力を存分に発揮して勝利に貢献した。

MF:松田詠太郎(アルビレックス新潟)
京都サンガを1-0と下して無敗記録を6に更新したアルビレックス新潟。そんな好調ぶりを示した試合で、MF松田詠太郎が大きな存在感を放っている。敵陣を斜めに切り裂くパスや周囲の状況を冷静に見極めたパスでチャンスを演出し、また自身で縦への突破を図る姿も披露。ゴールシーンはオフサイドで残念ながら取り消しとなってしまったが、シーズン終盤にきて評価を高める活躍を見せた。

MF:駒井善成(北海道コンサドーレ札幌)
5試合ぶりの勝利でJ1残留を確定させた第31節の北海道コンサドーレ札幌(対横浜FC2-1)。そんな重要な勝利に、MF駒井善成はゴールという最高の形で貢献している。序盤に得たチャンスの場面、クロスに対して1度は潰されるもすぐに体制を立て直し、キーパーの弾いたボールを頭で押し込む執念の一撃で先制点をマーク。久々の勝ち点3を得る原動力となった。

FW:カピシャーバ(セレッソ大阪)
ガンバ大阪とのダービーを1-0と制した第31節のセレッソ大阪。今節も左サイドでスタメン起用されたMFカピシャーバは大きな存在感を放っていた。サイドの深い位置で完全に相手を剥がすテクニックや、ファウルでしか止められないほどの突進を見せ躍動。ゴール前でも惜しいバックヘッドを放つなど、主に攻撃面で自身の持ち味を存分に発揮し勝利に貢献した。

FW:アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)
ヴィッセル神戸と首位争いを繰り広げる横浜F・マリノスは第31節でアビスパ福岡と対戦。4-0と快勝で勝ち点3を積み上げ、優勝争いを接戦に持ち込んだ。勝ち点差を詰める重要な勝利に、横浜FMのエースであるFWアンデルソン・ロペスは2ゴールの活躍を見せた。マイナスのクロスに鮮やかなボレーを決めて先制点を挙げると、2点目はスルーパスを華麗に流し込むシュート。チームの順位だけでなく、個人としてもロペスは神戸のエースFW大迫勇也と得点王争い中。優勝争いに直結する両エースの争いにも改めて注目だ。

FW:レオ・セアラ(セレッソ大阪)
直近4試合勝利がないセレッソ大阪は、第31節でガンバ大阪との大阪ダービーに臨んだ(1-0)。なんとしても未勝利に区切りをつけたいこの試合、FWレオ・セアラは唯一の得点をマークしている。前半早々に訪れたチャンスの場面。背後への動き出しから冷静なフィニッシュで先制点をマークすると、終盤にも力のあるボレーシュートを放つなど躍動。ダービーでの勝利を呼び込む原動力となった。
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