プレミアリーグで活躍を続けるブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン所属の日本代表MF三笘薫。その活躍から、国内では『RASEN in OKINAWA』、フランスでは『Ancelotti』というラップの楽曲に名前が登場し注目を集めていたが、この10月アメリカ人ラッパーの曲にも使用され話題になっている。
三笘は、プレミアリーグ1年目の昨2022/23シーズンに7ゴール5アシストと結果を残すと、2年目となる今2023/24シーズンもここまで全9試合出場で3ゴール3アシストを記録。第9節のマンチェスター・シティ戦後、同クラブのジョゼップ・グアルディオラ監督に「ミトマは並外れた選手だ」と賞賛された。
そんな三笘の名前を歌詞に登場させたのは、アメリカのフロリダ州で生まれ育ったラッパーであるテレル・アンソニー・コックスことコチースだ。アメリカ雑誌『フラント』のインタビューで同氏は、日本で暮らすつもりだった過去や好きなアニメが『ワンピース』であること、プロサッカー選手を目指していた過去を明かしており、これまで『SANJI』『Zoro』『Totoro』『Ohayo』など同国の文化に関わる楽曲を出している。また、7月21日に更新した自身のインスタグラムには、日本語で同国を訪れている様子を投稿していた。
そんな同氏は、10月19日に発表した『CHAMPIONS LEAGUE』という曲の中で三笘を表現している。ラッパーが歌詞の中に著名人の名を入れるのには様々な理由があるが、今回は比喩表現の1つとして使われた。三笘が登場する部分は以下の通りだ。
「俺はチェックする、ヘッドギアのように(ペトル・)チェフ(プレミアリーグ殿堂入り)を守る/三笘のようにそれをパスする/叩きのめしているときはハリー・ケイン(イングランド代表FW)/(ハリー・)マグワイア(イングランド代表DF)みたいに地面に頭をぶつけ/囲われた猫(クル・)ズマ(ウェストハム・ユナイテッドDF)と呼んでくれ/(ラヒーム・)スターリング(イングランド代表FW)のように金を手に入れ/スターリングのように走る/俺の手は溺れているかのように動いている/マウントを取らないメイソン(・マウント)(イングランド代表MF)の気分だ」
国内のみならずフランスやアメリカで名前が使われ、世界中にその名が広まっている三笘。所属するブライトンは次戦、UEFAヨーロッパリーグ(EL)でアヤックスと対戦(10月27日)。ELグループBで最下位(0勝1分1敗)に沈んでいる同クラブは、予選突破に向けて勝利が必要となる。
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