
スコットランド1部セルティック所属FW古橋亨梧、MF旗手怜央は今月、サッカー日本代表「森保ジャパン」に招集。FW前田大然はコンディション不良により不参加となった。この3選手は来年のAFCアジアカップに参戦する可能性があるが、現地メディアはアジアカップに関連して元日に代表戦開催の可能性があることが憂慮している。
日本国内では、日本サッカー協会(JFA)が来年1月1日に国立競技場での強化試合開催を計画していると報道。国際Aマッチーデー期間ではないため、海外組はリーグが中断期間に入っているドイツなど一部メンバーに限定される見込み。セルティックは年末年始もリーグ戦を戦うが、来年1月3日のセント・ミレン戦を終えると、約3週間の中断期間に入る。
この元日開催の報道に反応したのが、セルティックの専門サイト『Celts are here』だ。同メディアは「日本人トリオにダービーマッチを欠場する可能性、ブレンダン・ロジャーズ監督にとって大きな痛手」と見出しをうち、「日本代表はアジアカップ参加メンバーの出場を熱望している」とリポート。
今年12月30日にレンジャーズとのダービーマッチが控えていることを紹介した上で、「セルティックの日本人トリオにとって、レンジャーズ戦と代表戦両方プレーすることは不可能に近い」と綴っている。
また古橋、前田、旗手のみならず、韓国代表FWオ・ヒョンギュやオーストラリア代表FWマルコ・ティリオなどにもアジアカップ参戦の可能性があることを指摘。「セルティックが今後の展開を注意深く監視し、今後の潜在的な課題に対処するための計画を立てることは間違いない」としている。
なお日本代表は来年1月14日にアジアカップのグループステージ初戦へ挑む。2月10日開催の決勝戦まで勝ち進んだ場合、セルティックはリーグ戦数試合で古橋らを欠くことになる。史上初となる元日の強化試合開催の可能性も含めて、日本代表やセルティックの今後の動きに注目が集まる。
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