浦和レッズからシント=トロイデンVV(STVV)へ期限付き移籍中の日本代表GK鈴木彩艶が、24日に行われたベルギー1部リーグ第8節KRCヘンク戦でミスから失点。現地メディアから厳しい評価を受けている。
鈴木は浦和でGK西川周作に控えに甘んじる中、出場機会を求めてSTVVへ期限付き移籍。先月27日のリーグ戦でデビューすると、その後は2試合つづけて先発出場。トルステン・フィンク監督も鈴木を正守護神として起用する方針を明かしていた。
そんな中で迎えたヘンクとのダービーマッチでも、鈴木はフル出場。しかし3-2とリードで迎えた85分、自陣ペナルティエリア手前の右45度から放たれたシュートを両手でキャッチし切れず、ボールはそのままゴールマウスに吸い込まれた。
この失点により、STVVは3-3と引き分け。ベルギーメディア『sporza』は「鈴木が失態」とし、「鈴木は最初、いくつかの好セーブを見せていたが、突然光が消えた。ジョゼフ・ペインツィルの力ないシュートに対して、完全に判断を誤った」と厳しい評価を下している。
先日、U22日本代表の一員としてAFC U23アジアカップ予選に臨むなど、パリ五輪出場が期待されている鈴木。ダービーマッチでの失敗を成長の糧にしてほしいところだ。
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