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10月はサプライズ招集続出?浦和・伊藤敦樹ら3選手再選出も日本代表OB期待

伊藤敦樹 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は、今月の欧州遠征でドイツ代表とトルコ代表に勝利。代表OBの福西崇史氏がMF伊藤敦樹(浦和レッズ)ら3選手を称賛したほか、10月の国際親善試合にむけたメンバー選考にも言及している。

 日本代表は日本時間10日未明に行われた国際親善試合ドイツ戦で4-1と勝利。ドイツ戦から中1日で迎えたトルコ戦では、ほぼ全てのポジションで先発メンバーが入れ替わる中、伊藤が代表初ゴールをマーク。初招集のDF毎熊晟矢(セレッソ大阪)もボール奪取からドリブルで駆け上がり、FW中村敬斗(スタッド・ランス)のゴールをアシストしたするなど、新戦力の活躍が光った。

 2006年ドイツW杯の代表メンバーである福西氏は、トルコ戦翌日に自身のYouTubeチャンネルを更新。トルコ戦出場選手のパフォーマンスを振り返る中で「町田と毎熊だが、初代表(デビュー戦)のわりには本当に落ち着いていたという感じ。毎熊が積極性という持ち味を出していたことによって、(中村の)ゴールが生まれたと思う。伊藤は代表2試合目でゴール。そういうことも含めて、この3人はしっかりとアピールできたかなと思う」と、10月の日本代表メンバー入りを期待している。

 また10月の代表選考については「僕はベースのメンバーを使いつつも、試す機会を多くするのでは」と、サプライズ招集の可能性があると予想。

 「ベースというところでは、今回のドイツ戦の結果っていうのは大きなものだし、そこにどれだけ競争をするという意味でも他の選手が出てくるか見たい。森保監督は個々で活躍した選手を呼ぶだろうし、試す時間が長くなるのかなと楽しみにしている」とコメントを残した。

 日本代表は10月13日にカナダ代表(デンカビッグスワンスタジアム)と対戦するほか、17日にはチュニジア代表(ノエビアスタジアム神戸)と顔を合わせる。今年11月に北中米ワールドカップのアジア2次予選を控える中、森保監督の新戦力発掘に期待がかかる。