サッカー日本代表「森保ジャパン」のDF冨安健洋(アーセナル)は、日本時間10日未明の国際親善試合ドイツ戦でフル出場。FWレロイ・サネ(バイエルン・ミュンヘン)とのコンタクトプレーで注目を集める中、ドイツ代表のハンジ・フリック監督が日本代表の守備陣に脱帽している。
冨安はカタールW杯の舞台でプレーも、W杯後は負傷離脱もあり、第2次森保ジャパン体制では今回が初参加。アーセナルでは左サイドバックでのレギュラー奪取を狙っているが、日本代表ではセンターバックでの出場が続いている。
その冨安は、今回のドイツ戦でもセンターバックとしてフル出場。2-1と日本リードで迎えた71分には、縦パスに反応してペナルティエリア左隅に飛び出したサネを弾き飛ばし、ボール奪取。このワンプレーがX(旧ツイッター)上で拡散されるなど、ファン・サポーターの間で話題を呼んでいる。
冨安の好パフォーマンスもあり、ドイツ代表の枠内シュートはわずか3本。ドイツ紙『ディ・ヴェルト』の報道によると、フリック監督は試合後に「あれだけまとまりのある(日本代表の)守備陣を突破するのは、今の我々には無理だ」とコメントを残すなど、白旗をあげたという。
森保ジャパン復帰初戦で、フィジカルコンタクトでの勝負強さを見せた冨安。今年夏にはセリエA(イタリア1部)インテルからの関心も報じられたが、ドイツ戦でのパフォーマンスを通じて、欧州での評価をさらに高めている。
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