Jリーグ 湘南ベルマーレ

湘南の川崎戦国立開催“分断煽りPR”に疑問噴出。ホームタウン茅ヶ崎市に設置

湘南ベルマーレの選手たち 写真:Getty Images

 湘南ベルマーレは今月24日の明治安田生命J1リーグ第28節・川崎フロンターレ戦を国立競技場で開催する。公式サイト等を通じて国立開催の宣伝しているが、ホームタウンの茅ヶ崎市に設置されたPRバナーが議論の対象となっている。

 湘南は7月1日に「刻め。9.24 湘南、国立」と題して、川崎戦の特設ページを開設。「24年ぶりの聖地へ。クラブ史上最多観客動員数、48640人を超えてみせる。ホントにやれんのか?やるんだ、それが湘南だ」などと、ファン・サポーターにむけてメッセージを発信している。

 国立開催のホームゲーム開催まで2週間となる中、クラブは公式X(旧ツイッター)アカウントを通じて、JR東海道本線の茅ケ崎駅に設置されたPRバナーを紹介。「この日、茅ヶ崎市民は2つに分かれる。国立にいるか、いないか。」というキャッチコピーで、市民に“国立行き”を呼びかけた。

 しかし、この投稿に対する否定的な意見が噴出。湘南サポーターとみられるSNSユーザーからも「もっと言葉あったのでは」「これ見て行こうって思う人いますか?」「なぜ分断煽り系の言葉にしたのかな?」「ベルマーレに煽り文章は似合わない」と疑問の声が上がっているほか、「総力戦、共に国立へみたいな方が良かった」などの提案も寄せられている。

 なお湘南はJ1第26節終了時点で3勝9分14敗。J1残留圏の17位横浜FCから勝ち点4差の最下位に沈んでいる。川崎戦のPR内容に様々な意見が寄せられているとはいえ、国立開催のホームゲームで浮上のきっかけをつかみたいところだ。