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三笘薫は残留で正解!元ブライトン監督が現状分析「まだ若くて…」

三笘薫 写真:Getty Images

 日本代表MF三笘薫は、マンチェスター・シティなど複数クラブからの関心が報じられる中、プレミアリーグ(イングランド1部)ブライトンに残留。元ブライトン監督が、同選手の決断を評価している。

 三笘は川崎フロンターレやベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)で結果を残すと、昨年7月にユニオンSGからブライトンへ復帰。昨季はプレミアリーグ挑戦1年目にもかかわらず、リーグ戦7ゴール5アシストをマーク。今季もここまでリーグ戦全4試合出場で1ゴール3アシストと、好調をキープしている。

 この三笘の活躍ぶりは、当然ながらイギリス国内で話題に。シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が今年7月に「三笘は信じられないくらい良い選手。昨季のプレーは本当に素晴らしかったし、自分にあった適切な監督とクラブのもとでプレーしている」と称えていた。

 また移籍の噂が絶えない中、英メディア『トークスポーツ』は移籍期間終了間近の先月30日に「アーセナルは今夏移籍期間の終わりに、ブライトンから三笘を引き抜くことに興味を持っている」と報道。三笘と同じく左サイドを本職とするFWアンス・ファティのブライトン加入もあり、三笘の移籍を期待する声も上がっていたが、ブライトン残留に落ち着いている。

 三笘の去就には、かつて2009年11月から約3年半にわたりブライトンを率いていたグスタボ・ポジェも注目。『セーフベッティングサイト』のインタビューに応じた際、「三笘のことをとても気に入っている」と切り出すと、同選手の現状について以下のように語った。

 「彼のような選手はあまりいない。でも、彼はまだ若くて、様々なことを学んでいる最中だ。だからブライトンでもう1年プレーするのは、彼にとって素晴らしいことだろう」

 ブライトンと契約延長の可能性も報じられている三笘。プレミアリーグ挑戦からわずか1年でステップアップ移籍をしなかったことが、今後のキャリアに好影響を与えるかもしれない。