日本代表MF遠藤航は先月、VfBシュツットガルトからリバプールへ完全移籍。プレミアリーグ(イングランド)でプレーする中、欧州の移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が同選手の移籍に言及している。
遠藤は直近2シーズンにわたり、シュツットガルトのキャプテンとしてリーグ戦ほぼ全試合でプレー。シュツットガルトと契約延長の可能性が報じられていた中、先月18日に移籍金1800万ユーロ(約29億円)でリバプールへ完全移籍している。
そしてリバプール加入発表翌日のプレミアリーグ第2節ボーンマス戦でデビューすると、27日のニューカッスル・ユナイテッド戦で移籍後初先発。現地での遠藤に対する評価が分かれる中、今月3日のアストン・ビラ戦では終盤に途中出場した。
遠藤のリバプール移籍に、多くの選手の内部情報を入手しているロマーノ氏は驚きを隠せず。英メディア『カウトオフサイド』で以下のようなコメントを残している。
「正直に言って、遠藤とリヴァプールの話はこの夏で最も驚くべき出来事のひとつだった。これは私だけの特別な話で、外部の人間からそのことを知らされたときは本当にショックだった。私はその選手のことをよく知らなかったので、とても驚いた」
「しかし同時に、その人物は私にこう言った。『遠藤は非常に優れた選手であり、リバプールによる非常に賢明な取引だ』とね」
リバプールからのオファーが報じられてから、2日以内で同クラブへの移籍が決まった遠藤。ロマーノ氏を含めてほとんどの人物が、事前に把握していなかったと考えられる。
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