アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナム・ホットスパーは、2日開催のプレミアリーグ(イングランド1部)第4節でバーンリーと対戦。バーンリーのバンサン・コンパニ監督が、横浜F・マリノスやセルティックを優勝に導いたポステコグルーの手腕を高く評価している。
元横浜FM監督のポステコグルーは、2021年夏から2シーズンにわたりセルティックを指揮。2022/23シーズンはFW古橋亨梧やFW前田大然、MF旗手怜央らを主力選手として起用し続け、セルティックをリーグ連覇、スコットランド3冠に導いていた。
そして今年6月にトッテナムの監督に就任。FWハリー・ケインの退団により戦力ダウンも、先月20日のプレミアリーグ第2節ではマンチェスター・ユナイテッド相手に勝利。30日のEFLカップ(リーグカップ戦)でフラムにPK戦の末に敗れたものの、リーグ戦で2勝1分とスタートダッシュに成功している。
そんなポステコグルー監督の手腕を以前から高く評価しているのが、バーンリー率いるコンパニ監督だ。トッテナム公式サイトでは、コンパニ監督のコメントが以下のように紹介されている。
「私はポステコグルーを長い間追いかけている。横浜FM、セルティックと、彼の率いるチームを見るのは楽しいし、トッテナムのファン・サポーターもきっとそう思っているだろう」
「自分たちが成し遂げたいことについて、非常に明確な考えを持っている。彼のメンタリティと競争力が、最終的には結果に繋がっているんだ」
なおコンパニは、2019年夏から2021/22シーズン終了後までベルギー1部アンデルレヒトを指揮。アンデルレヒト元アシスタントコーチのクレイグ・ベラミー氏は昨年2月、イギリスメディア『セントラルクラブ』のインタビューで、ポステコグルー招へい計画を明かしていた。
「コンパニは、ポステコグルーがアンデルレヒトで何をするのか見てみたかったね。だけど、彼は結局セルティックに行ってしまった。コンパニはポステコグルーをアンデルレヒトに連れて来たいと考えていたんだ」
また今年6月には、古橋にバーンリー移籍の可能性があると英紙『ミラー』が報道。同選手は最終的にセルティック残留を決断したものの、この時もポステコグルーに対するコンパニ監督の評価が話題を呼んでいた。
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