
第6位:ノエビアスタジアム神戸(28,996人)
兵庫県神戸市/ヴィッセル神戸
1970年に神戸市立中央球技場としてオープンしたノエビアスタジアム神戸。2002年の日韓W杯開催に合わせて改築された開閉式の屋根が特徴だ。W杯での規格を満たすため、仮設席を含めて42,000人規模となり、ブラジル代表VSベルギー代表など3試合が開催された。大会後は仮設席を撤去して現在の収容人数に変更。時折、国際親善試合など日本代表が出場する試合が開催されている。

第5位:札幌ドーム(38,794人)
北海道札幌市/北海道コンサドーレ札幌
2002年の日韓W杯開催に合わせて建設された札幌ドーム。サッカーやラグビーだけでなく野球の開催が可能な珍しいドーム型スタジアムだ。空気圧で浮かせて屋内に移動させる「ホヴァリングサッカーステージ」と呼ばれる可動式天然芝サッカーフィールドを世界で初めて導入しており、普段は屋外に設置することで天然芝の育成を行っている。野球場でもあるためフェンスは高いが、スタンドとピッチの距離は比較的近く、観戦の環境は整えられている。

第4位:茨城県立カシマサッカースタジアム(39,170人)
茨城県鹿嶋市/鹿島アントラーズ
1993年に誕生した日本初の本格的なサッカー専用スタジアム、茨城県立カシマサッカースタジアム。当初、Jリーグ加盟がほぼ不可能と言われていた鹿島アントラーズの参入にも多大な影響を与えた。オープン当時の収容人数は約15,000人だったが、その後2002年日韓W杯開催に際して大規模な改修工事が実施され、現在の姿へと生まれ変わった。

第3位:パナソニックスタジアム吹田(39,694人)
大阪府吹田市/ガンバ大阪
ガンバ大阪のホームで、2016年にこけら落としが行われたパナソニックスタジアム吹田が第3位。観客席最前列からタッチラインまでが約7mと非常に近く、国際Aマッチが開催可能な日本のスタジアムの中では最短だ。W杯やキリンチャレンジカップなど日本代表の試合が開催されることも多い。また、G大阪が中心となって「スタジアム建設募金団体」を設立しており、建設資金の多くを寄付金によって賄った日本初のスタジアムとなっている。

第2位:豊田スタジアム(43,739人)
愛知県豊田市/名古屋グランパス
第2位は、名古屋グランパスのホームである豊田スタジアム。上層スタンドは最大38度もの傾斜角で、全席背もたれが付いた個席となっており、規模の大きさだけでなく、快適に観戦できる環境が整えられている。また、誰もが使いやすいようユニバーサルデザインにも配慮された設計となっている。

第1位:埼玉スタジアム2002(62,010人)
埼玉県さいたま市/浦和レッズ
第1位は、浦和レッズのホームである埼玉スタジアム2002。国際試合など日本代表が出場する試合でも多く使用されており、近年は「日本サッカーの聖地」とも呼ばれている。スタジアムと同じ名前の公園内にあり、周囲には天然芝2面人工芝1面のサブグラウンドや、2面のフットサルコートなどサッカーに最適な環境のほか、家族連れでも楽しめる設備が整えられている。
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