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「古橋亨梧低調は監督交代のせい」セルティックOB指摘。代表戦前に不安

古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、26日に行われたスコットランド1部リーグ戦で無得点。20日のリーグカップ戦につづき不発だっただけに、現地ではアンジェ・ポステコグルーからブレンダン・ロジャーズへの監督交代による古橋への影響が心配されている。

 古橋は昨季、ポステコグルー前監督のもとで30ゴール以上をマークするなど、主力選手としてリーグ連覇に大きく貢献。ロジャーズ現監督のもとでも公式戦全試合でスタメン出場しており、スコットランド1部リーグ開幕戦から2試合つづけてゴールをあげていた。

 しかしセルティックは20日のキルマーノック戦で0-1と敗れると、26日のセント・ジョンストン戦でも0-0と引き分け。古橋やFW前田大然が機能せず、スコットランド3冠消滅のショックを拭えていない。

 そんな中、セルティックOBのパット・ボナー氏は古橋に求められる役割の変化を指摘。英メディア『BBCスポーツサウンド』で以下のようなコメントを残している。

 「(古橋が昨季ほどのパフォーマンスを発揮していない理由として、)彼のスタートポジションが相手ディフェンダーの“肩の上”だからだ。彼自身の問題なのか戦術なのか分からないが、中盤と最終ラインの間のスペースでプレーするように求められている」

 「だから、ボールがそのエリアに向かって素早くワイドに入ったとき、古橋はポジションどりで明らかに長い距離を走らないといけない状況になっている」

 日本代表でのレギュラー奪取を目指している古橋。来月にFIFAワールドカップ・カタール大会以来となるドイツ代表との再戦を控える中、所属クラブで問題を抱えている。