プレミアリーグ ウェストハム・ユナイテッド

「モイーズ監督の大予言」ボーウェンに渡したメモの内容が明かされる

デイビッド・モイーズ監督 写真:Getty Images

 日本時間8月28日、プレミアリーグ第3節でウェストハム・ユナイテッドはブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンと対戦し3-1で勝利。ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督が試合中(55分)にFWジャロッド・ボーウェンに渡したメモの内容が明かされ、話題になっている。

 同試合、ボールを握られる展開が続いたウェストハムは、19分にカウンターからMFジェームズ・ウォード=プラウズが先制。その後も堅守速攻のスタイルを貫き、58分にMFボーウェン、63分にFWマイケル・アントニオがゴールして3点のリード。81分にブライトンMFパスカル・グロスにミドルシュートを決められるも勝利した。

 試合後、英メディア『スカイスポーツ』のインタビューでボーウェンは「(55分に監督から渡された)メモを読もうとしながら、自分のポジションに居続けました。ミッキー(マイケル・アントニオ)がボールをパスしてきたのを覚えています。それでもメモを見ていると睨まれました」と、状況を語る。

 さらに実際のメモを読み上げ「ジャロッド(ボーウェン)がカウンターでピッチを全力で走り抜けたら、私たちは得点するだろう。監督より」と書かれていたことを明かした。

 モイーズ監督がボーウェンにメモを渡した3分後に、ボーウェンが実際にカウンターから得点したことから、スカイスポーツのインタビュアーは、これを「モイーズ監督の大予言(ノストラダムスの大予言をもじったもの)」と表現している。

 同試合の支配率はウェストハムが22%でブライトンが78%と表示され、両チームのスタイルが如実に表れた試合展開となった。ウェストハムは次節(9月2日)、アウェイで昇格組のルートン・タウンと対戦する。