かつて浦和レッズや横浜F・マリノスなどでプレーしていた日本代表FWオナイウ阿道は、今月25日までにリーグアン(フランス1部)トゥールーズFCを退団することが決まった模様。現地では、フランス2部でプレーする可能性が報じられている。
オナイウは2021年7月に横浜FMからトゥールーズへ完全移籍。加入1年目の2021/22シーズンにフランス2部リーグで2桁ゴールをあげたものの、昨季以降はスタメンでの出場機会が減少。今季開幕前の練習試合でゴールを決めるなどアピールを続けていたが、今季リーグアン開幕から全試合でメンバー外となっていた。
トゥールーズの専門サイト『Les Violets』は今月14日、オナイウがトゥールーズと来年6月まで契約を残す中、他クラブからのオファーが届いている現状をリポート。トゥールーズがオナイウ獲得時、横浜FMに移籍金として70万ユーロ(当時約9100万円)を支払ったことを伝えた上で「トゥールーズとしては、移籍金を回収したいなら今が売り時だ」と綴っていた。
すると同メディアは25日になって「オナイウはトゥールーズを退団することになった。移籍先は明らかになっていないが、まもなく公式発表する予定。トゥールーズと合意に達した」と報じたのだ。
オナイウの新天地については、フランス2部ASサンテティエンヌの専門サイト『peuple-vert』が今月16日に「サンテティエンヌはオナイウの獲得に興味を持っているクラブのひとつだ」と報道。サンテティエンヌは2021/22シーズン終了後に2部降格。昨季の2部リーグで8位に終わると、今季もリーグ戦開幕から1勝2敗と黒星が先行している。
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