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菅原由勢、プレミア・フラム関心報道も危機感「こんなプレーだと移籍無理」

菅原由勢 写真:Getty Images

 オランダ1部AZアルクマール所属の日本代表DF菅原由勢は、プレミアリーグ(イングランド1部)フラム移籍の可能性が報じられる中、自身の去就を語った。

 同選手には今年6月以降、ポルトガル1部スポルティングCPやリーグアン(フランス1部)スタッド・レンヌへ移籍が噂されたものの、立ち消えに。それでも英紙『デイリーメール』は今月24日、フラムがバイエルン・ミュンヘン移籍に近づいているオランダ代表DFケニー・テテの後釜として、菅原の獲得に動く可能性を報じている。

 その菅原はAZの主力選手として活躍。24日開催のUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)プレーオフ1stレグのブラン戦でもフル出場したが、ノルウェー1部の格下相手に1-1の引き分けに終わっている。

 ブラン戦後、菅原はメディアインタビューに対応。AZ退団の可能性について問われると、「今はそんなことを全く気にしていません。サッカーに集中しています」と前置きした上で以下のようなコメントを残している。

 「僕の去就についてたくさん話すことができますが、それ以上の影響力はありません。僕が影響力を与えられるのは、ピッチでのパフォーマンスです。プレーで証明しないといけません。ブラン戦のようなプレーをしたら、どこにも移籍できません。なので僕は自分自身のことと、カンファレンスリーグのグループステージ出場にむけての戦いに集中しています」

 以前、日本代表OB内田篤人氏の冠番組であるDAZN制作『フットボール・タイム』に出演した際、ステップアップ移籍への思いを語っていた菅原。移籍報道が飛び交う中、ブラン戦での結果や試合内容をうけて危機感を抱いているようだ。