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旗手怜央の契約延長交渉に無関心?セルティック監督「分からない」

旗手怜央 写真:Getty Images

 日本代表MF旗手怜央は、スコットランド1部セルティックからの契約延長オファーを拒否。リーグアン(フランス1部)やサウジアラビア1部クラブからの関心が報じられる中、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が同選手の去就に言及した。

 旗手は昨季、アンジェ・ポステコグルー前監督のもとで主力選手として活躍したが、ロジャーズ監督就任により立場が一変。リーグ開幕から2試合つづけてベンチスタートとなると、今月13日の第2節アバディーン戦でふくらはぎを負傷。最大4週間の戦線離脱を余儀なくされている。

 旗手の契約延長オファー拒否は、今月23日に英紙『サン』が報道。英紙『デイリーレコード』は「両者の契約延長交渉は続いている」としながらも、選手サイドがFW古橋亨梧とFW前田大然と同程度の待遇を求めている可能性もあわせて伝えている。

 そんな中、英紙『ザ・スコッツマン』が25日報じたところによると、セルティック指揮官は旗手の去就について以下のようなコメントを残したという。

 「旗手の契約延長交渉については、私がこのクラブの監督に就任する前から続いていたと思う。クラブ幹部と選手の代理人は話をまとめようとしてきたし、今後も交渉を続けるだろう」

 ただ一方で、ロジャーズ監督は「クラブ内では、契約延長で合意に達するという楽観的な見方があるか」という質問に対して「分からない」と回答。交渉が破談に終わる可能性に含みを持たせている。

 セルティックの契約を2026年6月まで残している旗手。ロジャーズ監督のもとでの序列低下が心配される中、契約延長交渉の行方にも注目が集まる。