サッカー日本代表「森保ジャパン」は昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)でドイツ代表を撃破。来月9日に同国代表との再戦を控える中、元Jリーガーのピエール・リトバルスキー氏が両国代表を比較。日本人選手の特徴にも言及している。
森保ジャパンのメンバーでは、DF板倉滉(ボルシアMG)やFW浅野拓磨(VfLボーフム)ら主力選手がブンデスリーガ(ドイツ1部)の舞台で活躍している。また元日本代表MF長谷部誠はアイントラハト・フランクフルトで精神的支柱を担っているほか、神村学園高等部出身のFW福田師王(ボルシアMG)をはじめブンデスリーガ所属クラブの下部組織へ移籍する日本人選手も増加している。
ドイツ国内における日本人選手の台頭が目立つ中、かつてジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)や西ドイツ代表でプレーしていたリトバルスキー氏が、今月22日にJリーグ公式YouTubeチャンネルで公開された「ののチャンネル」で野々村芳和チェアマンと対談。
日本人選手の特徴を聞かれた際に「チームのために走る」と切り出すと、SCフライブルク所属MF堂安律を例に以下のように評した。
「堂安選手は若い時、あちこちでボールを触ってさばいたりしていたけど、今はチームのためにプレッシャーをかけている。たまに良いタイミングで下がって前に行ったりする。みんな監督の指示を理解してプレーできている」
またリトバルスキー氏は若手選手のプレー環境という観点で、両国を比較。日本を評価した上でドイツに警鐘を鳴らした。
「日本は選手の教育が良い。システムだけではなく、選手個々の性格も考えている。ドイツはあまり個々の性格を考えない。若い選手はプレーしにくい。今の日本とドイツは、大体同じレベル。試合の準備で日本人は良く勉強している。日本人は目標があるけど、ドイツ人は目標をあまり気にしない」
「ドイツは代表戦でもUEFAチャンピオンズリーグでも最近結果が良くない。色々な国から勉強しなければならない」
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