レアル・マドリードが、セビージャに所属するモロッコ代表GKヤシン・ブヌ(32)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
12日にアスレティック・ビルバオとのラ・リーガ開幕戦を控えているマドリード。だが、絶対的守護神であるベルギー代表GKティボー・クルトワが10日の練習で左ひざ前十字じん帯断裂の重傷を負い、今季の大半を欠場するとみられており、その代役確保に動くようだ。
そのなかで、マドリードはクラブ上層部内で協議を行った結果、ボノのレンタルを模索しており、クラブ間交渉を行っているという。一方で、セビージャは契約解除金が5000万ユーロ(約79億5000万円)に設定されているモロッコ代表GKに対して移籍金2000万ユーロ(約31億8000万円)を望んでいるようだ。
ボノの愛称で親しまれるブヌはアトレティコ・マドリードなど複数のスペインクラブを渡り歩いたのち、2019年夏にセビージャへ加入。2021-22シーズンはサモラ賞を獲得すると、昨季は公式戦36試合に出場してクラブのUEFAヨーロッパリーグ優勝に貢献した。
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