北海道コンサドーレ札幌所属MFスパチョーク・サラチャートの弟が、元鹿島アントラーズ所属MF三竿健斗とチームメイトになったようだ。タイ1部ブリーラム・ユナイテッドは今月8日、タイ代表FWスパナット・ムエンターがベルギー1部OHルーヴェンへレンタル移籍したと公式発表している。
右利きのアタッカーであるスパナットは、ブリーラムの下部組織出身。2018年4月に15歳8ヶ月22日というタイ国内リーグ史上最年少でデビュー。2019年6月には16歳という若さでタイ代表でもデビューを飾るなど、タイを代表するスター選手として注目を浴びている。
そんなスパナットは2022/23シーズンにブリーラム攻撃陣の中心選手として、2年連続となるタイ国内3冠達成に貢献。今年5月には、タイ国内の複数メディアが「イングランド2部レスター・シティと正式契約見込み」と報じていたが、先月にOHルーヴェンの練習に合流している同選手の姿が確認されていた。
OHルーヴェンは2022/23シーズンのベルギー1部リーグを10位で終えており、プレーオフ出場圏内の8位サークル・ブルッヘとは勝ち点2差だった。また今季は開幕戦でシャルルロワと引き分けると、第2節でMF安部柊斗擁する昇格組RWDモレンベークに敗北。三竿は2試合ともにベンチ外だった。
なおレスター・シティのタイ人オーナーは、OHルーヴェンの経営権も保有。直近数年間で両クラブ間の選手取引も行われている。
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