Jリーグ

【J1リーグ2023】第22節ベストイレブン

ガンバ大阪 MFダワン 写真:Getty Images

MF:ダワン(ガンバ大阪)

2023シーズン前半戦は開幕から6戦勝ち無し。第7節でようやく勝利を挙げるも、以降5連敗を含む7戦勝ち無しと苦しい時期を過ごしたガンバ大阪。しかし5月28日の第15節以降は、無敗で7月の中断期間を迎えていた。今第22節では川崎フロンターレと対戦。4-3と打ち合いを制して連勝を3に伸ばした。この激闘に終止符を打ったのは、終了間際の勝ち越しゴールを挙げたMFダワンだ。最終盤に得たセットプレーのチャンスに、得意の頭で合わせてチームに4点目をもたらし、中断前からの勢いを維持するかのような勝利に貢献した。


鹿島アントラーズ MF樋口雄太 写真:Getty Images

MF:樋口雄太(鹿島アントラーズ)

北海道コンサドーレ札幌を相手に3-0の快勝で好スタートを切った、中断明け第22節の鹿島アントラーズ。MF樋口雄太は、3ゴール全てに絡み勝利の立役者となっている。開始早々にゴール前へのスプリントから得点を挙げると、セットプレーから再三に渡り精度の高いボールを供給し続けアシストも2つマーク。前線でのプレスの役割も積極的かつ効果的に果たし、攻守における活躍で勝利に大きく貢献した。

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アビスパ福岡 MF金森健志 写真:Getty Images

MF:金森健志(アビスパ福岡)

1点を争う熱戦となった九州ダービーは、アビスパ福岡が勝利を収め中断前から続く連勝を4に伸ばした(対サガン鳥栖1-0)。そんな貴重な1ゴールを挙げたのがMF金森健志だ。スルーパスでのチャンスメイクから、最後は自身で難しいシュートを枠に収め先制点をマーク。その後も積極的な仕掛けやワンツーでの抜け出しからチャンスを作るなど、終盤に交代するまで躍動し続けた。


柏レイソル MFマテウス・サヴィオ 写真:Getty Images

MF:マテウス・サヴィオ(柏レイソル)

監督交代を敢行するも、なかなか勝ち星を挙げられないここまでの柏レイソル。しかし、中断明け初戦となった今第22節では前半に挙げた「虎の子の1点」を守り抜き、井原正巳監督下での初勝利を挙げた。そんなチームを勢いづける勝利の中で、MFマテウス・サヴィオは攻守で存在感を示していた。華麗なテクニックとアイデア溢れるパスで攻撃を牽引し、守備では終盤まで落ちない運動量で前線からプレスをかけ続けるなど高い献身性も示した。


横浜FC FW山下諒也 写真:Getty Images

FW:山下諒也(横浜FC)

開幕から10戦勝ち無しで苦しんだ影響も色濃く、残留争いに巻き込まれた状態で中断期間を迎えていた横浜FC。今第22節は、優勝争いを繰り広げているヴィッセル神戸をホームに迎え、苦しみながらも2-0で勝利した。先制点はもちろんだが、FW山下諒也がもたらした2点目がチームに与えた影響も大きかったと言えよう。持ち味のスピードを生かし、少ないながらもチャンスメイクに尽力。ゴールシーンでも一瞬の隙を突き背後に出て落ち着いて得点を挙げている。この活躍を見ても、山下が残留争いに向けてのキーマンであることは間違いないだろう。


鹿島アントラーズ FW鈴木優磨 写真:Getty Images

FW:鈴木優磨(鹿島アントラーズ)

今第22節、上位勢に勝ちきれないチームが多発する中、3-0の快勝を収めた鹿島アントラーズ(対北海道コンサドーレ札幌)。現在5位の鹿島が更に上位を狙う上で価値ある勝ち点3を得た中、エースであるFW鈴木優磨は攻撃への高い貢献度を見せた。開始早々、先制点の場面では倒れながらも絶妙なスルーパスでゴールをお膳立て。後半には自身でも空中戦の強さと高さを見せつけてゴールも奪い、勝利の立役者の1人となった。

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名前大島俊亮
趣味:サッカー観戦、ゲーム(スポーツ、シミュレーション、アクションなど)
好きなチーム:Jリーグ全般

サッカーを中心に、スポーツやエンタメなど複数ジャンルを扱うライターとして活動しております。Jリーグを中心に、日本のサッカーファンが楽しめる記事執筆を心がけていきますのでよろしくお願いします。

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