ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)は日本代表GKシュミット・ダニエルの放出、浦和レッズ所属GK鈴木彩艶の獲得が噂されている。そんな中、同クラブの立石敬之CEO(最高経営責任者)が補強戦略に言及。シュミットにくわえて、DF橋岡大樹の去就についても語っている。
シュミットは直近数シーズンにわたり、STVVの正守護神として活躍。先月にトルコ1部MKEアンカラギュジュやベルギー1部クラブ・ブルッヘへの移籍が噂されたが、今月に入ってリーグアン(フランス1部)FCメス移籍の可能性が報じられている。
一方の橋岡は2021年1月に浦和からSTVVへ移籍。加入直後から右サイドバックでレギュラーに定着し、昨季はリーグ戦34試合中31試合の先発出場で4アシストをマーク。先月にブンデスリーガ(ドイツ1部)ケルンからの関心が報じられていたほか、先月末のベルギー1部開幕戦ではベンチ入りしたものの出番がなかった。
ベルギー紙『HBVL』の報道によると、立石CEOは日本人選手の去就については「シュミットはここに残るよりも移籍する可能性の方が高いですね。そして、橋岡の移籍もまだ可能性があります」と語ったとのこと。
同クラブはすでにMF伊藤涼太郎をはじめ複数選手を獲得しているが、トルステン・フィンク監督とストライカーの獲得を目指す方針で一致しているという。鈴木をレンタル移籍により獲得することで合意に達したと日本国内で報じられる中、シュミットと橋岡の去就に注目が集まる。
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