日本代表DF菅原由勢は、2019年6月に名古屋グランパスから現所属クラブのAZアルクマールへ移籍。AZの主力選手として活躍する中、海外挑戦が決まる時のエピソードを語っている。
菅原は2018年4月に17歳10ヶ月という若さで名古屋とプロ契約を結ぶと、プロ1年目からリーグ戦13試合に出場。年代別の日本代表にもコンスタントに招集されており、2019年5月にはU20日本代表の一員としてFIFA U20ワールドカップに参戦。同大会の終了後に名古屋からAZへ期限付き移籍している。
今やフル代表の新戦力として台頭している菅原だが、AZ移籍は即決だった模様。日本代表OB内田篤人氏の冠番組であるDAZN制作『フットボール・タイム』に出演した際、内田氏から「名古屋からAZへ移籍した時、他クラブからオファーはあったか?」と聞かれると、「多分あった」と回答。その上でAZ移籍決定までの過程について、以下のようなコメントを残している。
「FIFA U20ワールドカップ期間中にある程度そのお話が決まっていて、(U20W杯が)終わったらオファーを出すみたいな形になっていた。W杯敗退翌日、日本の帰国したその足で代理人の事務所へ行って、『ここからオファーが来ている』と言われた。なんかもう普通に『行きます』とすぐに返事しちゃった」
「僕も(移籍前から)AZ自体知っていた。(名古屋在籍時に海外サッカーは)ちょくちょく見ていた。なんか知らないけどAZは知っていて、(オファーを知った時は)『ここ良いところじゃん、行きたい』って思った」
「オファーを待つよりも、来たものにはもう流れに身を任せようと思った」と、移籍のスタンスについても語った菅原。欧州や日本代表でのさらなる活躍はもちろん、欧州主要リーグへのステップアップ移籍も期待される。
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