日本代表DF谷口彰悟には、カタール1部アル・ラーヤンSC退団が噂されている。先日にはカタール国内移籍報道が飛び交っていたが、実現の可能性はない模様。ネット上では、川崎フロンターレ復帰を望む声が沸き起こっている。
谷口は昨年12月に川崎を退団し、アル・ラーヤンと2年半契約を締結。2022/23シーズンはリーグ戦15試合の出場で1アシストをマークするなど、主力選手として活躍。ACL西地区ラウンド16のアル・ドゥハイル戦では元柏レイソル所属選手FWマイケル・オルンガとマッチアップで注目を浴びていた。
一方、アル・ラーヤンは谷口加入以降に巻き返したものの、2022/23シーズンのリーグ戦で5勝5分12敗。2部自動降格圏内の12位アル・スィーリーヤから勝ち点4差の9位に終わると、先月末にレオナルド・ジャルディム監督の就任を公式発表している。
カタールのスポーツ専門チャンネル『アルカス』は先月31日に「谷口はジャルディム監督の要請により、アル・ラーヤンを退団する可能性がある」と、監督交代により構想外となった可能性を報道。「カタール1部アル・アラビ・ドーハが彼の獲得を検討している」と伝えていた。
しかしカタールの移籍市場に精通するボハメド氏は、X(旧ツイッター)を通じて『アルカス』の報道内容が事実ではないと主張。谷口の去就は依然として不透明とみられる。
またX(旧ツイッター)上では「川崎の現状を踏まえると、戻って来てほしい」「今の川崎を助けてほしい」と川崎復帰待望論が噴出。その一方で「世界トップレベルの舞台でプレーしてほしい」などと欧州挑戦を推す声も上がっている。
川崎はリーグ戦21試合を終えて9勝5分7敗。首位ヴィッセル神戸から勝ち点12差の7位だが、先月は2位の横浜F・マリノス相手に勝利したほか、神戸との直接対決でも勝ち点1を獲得している。MFチャナティップ・ソングラシンをはじめ複数選手を放出する一方、今夏の新戦力獲得がない中、元キャプテンの帰還を期待する声が高まっている。
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