
オランダ1部AZアルクマール所属の日本代表DF菅原由勢は、所属クラブのみならず森保ジャパン(サッカー日本代表)でも活躍。代表OBの内田篤人氏が、同選手のプレースタイルについて自身のイメージとかけ離れていたことを明かしている。
右サイドバックを本職とする菅原は、2020/21シーズン以降AZの主力選手として活躍。日本代表では東京五輪やFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)落選と苦杯を舐めたが、今年3月の第2次森保ジャパン活動開始以降は全試合スタメン出場している。
そんな菅原の台頭には、右サイドバックとしてシャルケや日本代表などで長らくプレーしていた内田氏も注目。自身の冠番組であるDAZN制作『フットボール・タイム』で対談した際、菅原のプレースタイルについて以下のように分析している。
「攻撃力はもちろんある。(右サイドで縦のコンビを組んでいる)久保建英もそうだけど、オーバーラップのタイミングも『すごい使われやすいな』と思った」
「守備面は、対人結構いける。距離をとって(マッチアップする相手の)スピードを遅らせることはできると思う。その前の『ガチャン』といける距離感を見ると、結構ガシャガシャいくタイプなんだなと(思った)。技術的に優れているからキレイににいくタイプかなと思っていたけど、(ガシャガシャいくプレーを見ると、)オランダで揉まれているなという印象がすごくあって。『これはまた新しい選手が出てきた』というイメージですね」
この“内田評”に対して、菅原は「全部平均的にできることに越したことはない。サイドバックに求められるタスクや要素は多いので、基本的には全部できるようにしていきたい」とコメントを残している。
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