リーグ・アン パリ・サンジェルマン

PSG、フランクフルトFWが攻撃強化のメインターゲットか。約110億円

ランダル・コロ・ムアニ 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG)が、フランクフルトに所属するフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(24)の獲得に興味を示しているようだ。フランス『フット・メルカート』が伝えた。

 昨季の公式戦43試合で41ゴールを記録したフランス代表FWキリアン・ムバッペが契約延長オファーを拒否しているPSG。来夏に契約満了となる同選手のフリーでの売却を避けるべく今夏での売却を目指しているが、アル・ヒラルから届いた高額オファーは選手本人が拒否している。

 バルセロナでプレーするフランス代表FWウスマン・デンベレの獲得に近づいているなかで、PSGは攻撃強化のメインターゲットとしてコロ・ムアニに照準を充てているという。フランクフルトは今夏に同選手を流出する可能性を考慮しており、移籍金7000万ユーロ(約109億6000万円)+ボーナスでクラブ間合意に達する可能性もあるようだ。

 また、PSGのスポーツディレクターを務めるルイス・カンポス氏はベンフィカでプレーするポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスの獲得も並行して獲得を模索。ただ、移籍金8000万ユーロ(約125億3000万円)+ボーナスが必要になることから、コロ・ムアニの方が、少しだけ安価のようだ。

 ナントでプロキャリアをスタートさせたコロ・ムアニは、ブローニュへのレンタル移籍を経験して昨夏にフランクフルトへ移籍。日本代表MF鎌田大地とともに攻撃の中心選手として、ポストプレーの巧みさや身体能力の高さを武器にブンデスリーガ32試合に出場して15ゴール14アシストを記録した。