かつてセレッソ大阪でプレーしていたアルゼンチン人MFレアンドロ・デサバトは、2022シーズン終了後にベガルタ仙台を退団。半年以上にわたる無所属期間をへて、イタリア国内クラブへの加入を果たしている。
同選手は2019年から2シーズンにわたりC大阪に在籍。C大阪退団後は半年以上フリーの身だったが2021年7月からアルゼンチン1部CAロサリオ・セントラルでプレー。そして昨年1月に仙台へ加入したものの、J2リーグでわずか13試合の出場。わずか1年で仙台を離れていた。
そんなデサバトの新天地は、イタリア3部のメッシーナに決定。同クラブは2004/05シーズンから3年間セリエA(イタリア1部)の舞台で戦っていたが、2007/08シーズン終了後に破産。一度プロリーグから除外されたが、2020/21シーズンに4部リーグで優勝している。
また地元メディア『メッシーナ・スポルティーバ』は、デサバトがイタリア系の曾祖父母を持っていることを紹介。無所属期間が長かったこともあり、「パフォーマンスの継続性は低い」と不安材料を指摘している。
なおメッシーナには、日本代表や鹿島アントラーズでプレーしていた小笠原満男氏や柳沢敦氏の古巣クラブとして日本国内でも知られている。決して順調とはいえないプロキャリアを歩んでいるデサバトだが、初の欧州挑戦で再起を図る。
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