MFフアン・クアドラードら擁するセリエA(イタリア1部)インテルは、日本ツアーに参戦。FWクリスティアーノ・ロナウド所属アル・ナスル、FWネイマール擁するパリ・サンジェルマン(PSG)との対戦を控える中、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が早くも日本ツアーの成功を予想している。
同紙は独自調査の結果として「160万人の日本サッカーファンがインテルを応援している」とリポート。インテルの運営するサッカースクールの活動が数年間続いていることもあわせて紹介した上で「インテルはすでに日本国内で驚くほど強い影響力を持っている。日本でインテルに対する支持があることを考えると、この国がプレシーズンマッチの開催地として理にかなっている」と綴っている。
またインテルは「パリ・サン=ジェルマン ジャパンツアー2023」の参戦により、250万ユーロ(約3億9000万円)の収入を得るとのこと。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はこの金額について「インテルが日本ツアーのおかげで得られるマーケティング面での後押しだ」と前向きに捉えている。
一方でフランス紙『レキップ』の報道によると、インテルの対戦相手であるPSGは日本ツアー開催により2000万ユーロ(約31億1000万円)の収益を手に入れるとのこと。インテルの8倍にのぼるほか、韓国ツアーでも数百万ユーロの利益を得る見込みだ。
FC東京所属DF長友佑都の古巣であり、2022/23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ファイナリストのインテル。日本ツアーでの試合内容にくわえて、PSGに知名度で劣っていないか注目が集まる。
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