リーグアン(フランス1部)ASモナコ所属の日本代表MF南野拓実は、昨年夏までプレミアリーグ(イングランド1部)リバプールでプレー。出場機会こそ少なかったものの、現地メディアが同選手の貢献度を評価している。
南野は2020年1月にオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクからリバプールへ、移籍金725万ポンド(約10億円)により完全移籍。しかしリバプールでは出場機会に恵まれず、2021年1月にサウサンプトンへレンタル移籍。2020/21シーズン終了後にリバプールへ復帰したが、2021/22シーズンもプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグで先発出場がほとんどなかった。それでもカラバオカップでは5試合の出場で4ゴールをマークと結果を残し、昨年夏にモナコへ完全移籍している。
リバプールの専門サイト『Rush the KOP』は今月、直近数シーズンにおけるリバプールの補強を特集。「2018/19シーズン以降にリバプールが獲得したベストバリュー3選手」として、南野、MFファビーニョ、MFチアゴを列挙。リバプール在籍時の南野について以下のように評価した。
「彼はザルツブルク在籍時、UEFAチャンピオンズリーグのリバプール戦で得点を決め、リバプールの関心を集めた。リバプールでのプレー時間は限られていたものの、特に国内カップ戦で何度も決定的なゴールを決めた」
「リバプールの攻撃陣が強力だったことにより、レギュラー争いに加わるのは困難だった。それでも彼は常にチャンスに備えて準備をして、限られたチャンスを何度もものにした」
なお『Rush the KOP』は「南野は昨夏、1550万ポンド(約28億円)の移籍金でリバプールを去った。つまり、彼は重要なゴールを決めただけでなく、リバプールで自身の価値を倍増させたのだ」と、リバプールの収益アップに貢献したことにも触れている。
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