プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

ストライカー目指すマンU、本命のアタランタFWと個人合意も…クラブ間交渉は難航

ラスムス・ホイルンド 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドが、アタランタに所属するデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド(20)の獲得に動いているようだ。イギリス『アスレティック』が報じた。

 2020年夏に母国のコペンハーゲンでプロキャリアをスタートさせたホイルンドは、シュトルム・グラーツ(オーストリア)を経て、2022年夏にアタランタに入り。スピードや力強いシュートを併せ持っており、昨季は公式戦34試合で10ゴール4アシストを記録した。

 そんなホイルンドに対して、ストライカー獲得を目指しているユナイテッドが個人合意に至った模様。ただ、アタランタは同選手に関して移籍金1億ユーロ(約156億円)を望んでいる一方で、ユナイテッドは移籍金6000万ユーロ(約93億5000万円)にインセンティブ1000万ユーロ(約15億円)での獲得を望んでいることから両クラブには隔たりがあるようだ。

 また、イングランド代表MFメイソン・マウントを補強し、元カメルーン代表GKアンドレ・オナナの獲得にも迫っているユナイテッドはファイナンシャル・フェアプレーへの抵触を避けるべく、今夏の移籍予算は1億ポンドであり、選手売却で資金を調達しなければいけない模様だ。

 なお、ユナイテッドはデンマーク代表FWの獲得と並行してフランクフルトのフランス代表FWランダル・コロ・ムアニなど他の選択肢も検討中とのこと。ホイルンドは今夏のアタランタ退団を望み、パリ・サンジェルマン(PSG)も獲得に乗り出しているようだが、ユナイテッドは獲得に漕ぎ着けることができるのだろうか。