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マンU、鈴木彩艶獲得へ浦和と交渉入りか「インテルからオナナ獲得後に…」

鈴木彩艶 写真:Getty Images

 浦和レッズ所属の日本代表GK鈴木彩艶には、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)のプレミアリーグ(イングランド1部)マンチェスター・ユナイテッド移籍の可能性が報じられている。そんな中、ユナイテッド移籍にむけて新たな動きがあったようだ。

 ユナイテッドのゴールキーパー陣では、長年正守護神としてチームを支えてきたGKダビド・デ・ヘアが退団。後釜としてインテル所属GKアンドレ・オナナの獲得に近づいている。また英紙『ミラー』の報道によると、ユナイテッドはオナナ獲得後にGKディーン・ヘンダーソンのノッティンガム・フォレスト完全移籍にむけての交渉を再開するという。

 英紙『デイリースター』は18日、オナナのバックアッパーに関して特集。「トム・ヒートンは1年間の契約延長により、今夏移籍の可能性が消滅した。それにもかかわらず、ユナイテッドはまだ他の選択肢を模索している」とした上で、「ユナイテッドは500万ポンド(約9億円)の価値がある鈴木獲得にむけて、浦和レッズと接触している」と報じた。

 ただ一方で、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は15日に「ユナイテッドは鈴木との契約に取り組んでいる。彼はバックアッパーとして3つの選択肢のうちのひとつだ。現在選手サイドとの交渉が行われている」とツイート。鈴木はあくまでも複数存在する獲得候補のひとりだと強調している。

 鈴木は2021年に浦和のトップチームへ昇格。同年にYBCルヴァンカップのニューヒーロー賞を受賞したほか、昨年7月のEAFF E-1サッカー選手権2022(旧東アジアサッカー選手権)決勝大会で日本代表デビュー。有望株として期待されているものの、今季はここまでリーグ戦で出番がなく、ルヴァン杯5試合でプレー。昨季につづき、GK西川周作から正守護神の座を奪えていない。