横浜F・マリノス所属MFマルコス・ジュニオールは、今月15日に行われた明治安田生命J1リーグ第21節・川崎フロンターレ戦で先発出場。中東移籍の可能性が取りざたされる中、数週間以内に移籍が正式決定との見方が現地で広まっている。
同選手は2019年にフルミネンセから横浜FMへ完全移籍。来日1年目から2桁ゴールを挙げてクラブのJ1優勝に貢献すると、2021シーズンまで攻撃陣の中心選手として活躍。ただ昨季は日本代表FW西村拓真とのポジション争いで後れをとると、今季もここまでリーグ戦でスタメン出場5試合にとどまっている。
マルコスの去就については、UAEのサッカー専門サイト『UAEキック』が今月13日に「UAE1部アル・バタエフは、マルコス・ジュニオールとの契約に近づいている」とリポート。UAE紙『Al Khaleej』も「交渉進行中」と伝えていた。
するとUAE紙『アル・イテハド』は16日、アル・バタエフのプレシーズンを特集。これによると、同クラブは17日から来月にかけてオーストリア国内でトレーニングキャンプを実施するとのこと。記事内では「5人目の外国人選手の登録はまだ完了していないが、トレーニングキャンプでのチーム合流が予想される。その外国人選手はマルコス・ジュニオールである可能性が高い」と綴られている。
アル・バタエフは2019/20シーズンからUAE国内のプロリーグに参入。2021/22シーズンの2部リーグを2位で終えて昇格すると、2022/23シーズンは5勝6分15敗で終了。2部降格圏内の13位ディーバ・フジャイラから勝ち点1差の12位で残留を果たした。
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