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浦和モーベルグが退団。ギリシャ1部テッサロニキが現地入り発表

ダヴィド・モーベルグ 写真:Getty Images

 浦和レッズでプレーしていたスウェーデン人MFダヴィド・モーベルグは、今月12日に欧州入り。ギリシャ1部アリス・テッサロニキ移籍がほぼ確実とみられている。

 モーベルグがアリスへ移籍する可能性については、今月7日以降に『sportime』など複数のギリシャ国内メディアが「アリスはモーベルグ獲得で、選手サイド、浦和ともに合意している」と報道。同選手は浦和と2024年まで契約を残しているが、アリスと2年契約を結ぶ予定であるほか、移籍完了に向けてクラブ間で書類の交換を行っているところとみられていた。

 するとアリスは12日、マケドニア国際空港に到着したモーベルグの姿を公式インスタグラムにて公開。クラブカラーである黄色と黒のマフラータオルを首に巻き、「ARIS」と書かれた帽子を持っていることから、公式発表間近とみられる。

 モーベルグは2021年12月、チェコ1部ACスパルタ・プラハから浦和へ完全移籍。来日1年目の昨季は、リーグ戦20試合の出場で8ゴールをマークしていた。そしてマチェイ・スコルジャ監督のもとで迎えた今季も、J1開幕から4試合つづけて先発出場。しかし4月以降はスタメン出場1試合にとどまるなど、序列低下が顕著に。AFCチャンピオンズリーグ決勝のアル・ヒラル戦では2試合ともにベンチ外だった。

 なおアリスはギリシャ1部リーグを3度制した古豪。2017/18シーズンに1部復帰を果たすと、2020/21シーズンから2年つづけて3位でフィニッシュ。2022/23シーズンはパナシナイコスやオリンピアコスと上位争いを繰り広げたものの、5位に終わっている。