ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)所属の日本代表DF板倉滉は、セリエA(イタリア1部)ナポリやプレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーからの関心が報じられている。そんな中、同選手の代理人がFWクリスティアーノ・ロナウド擁するサウジアラビア1部アル・ナスルからのオファーを明かしたようだ。
ナポリの専門サイト『トゥット・ナポリ』は今月8日、サウジアラビア国内ジャーナリストの情報をもとに、板倉の代理人のコメントを紹介。これによると、代理人は「アル・ナスルのオファーが届いている。ただナポリからもオファーが届いており、板倉はナポリとの契約に近づいている」とコメント。アル・ナスル移籍を拒否したという。
板倉がナポリへ移籍する可能性については、イタリアメディア『Sportcampania』が今月3日に「ナポリはボルシアMGに2000万ユーロ(約31億5000万円)のオファーを提示した。ナポリはキム・ミンジェ売却でバイエルン・ミュンヘンへから回収する金額のすべてを、ひとりの選手だけに投資するつもりはない。2000万ユーロから動くことはない」と報道。
ドイツ紙『ライニッシェ・ポスト』は今月7日に「板倉本人はナポリからのオファーに興味を示していない。2023/24シーズンもボルシアMGでプレーする意向だ」と伝えたが、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「板倉は他のターゲットよりも移籍金が安い」とリポート。ナポリが依然として同選手獲得の可能性を残していると主張した。
また英メディア『スカイスポーツ』は『ライニッシェ・ポスト』とは対照的に「板倉は今夏退団に基本的に前向きだ」とした上で、トッテナム移籍の可能性を伝えている。
なおサウジアラビア移籍の可能性が報じられた日本人選手では、レアル・ソシエダ所属MF久保建英がアル・ヒラルからの4年総額250億円オファーを拒否。セルティック所属MF旗手怜央や現在フリーのMF鎌田大地についても、サウジアラビア移籍に興味がないと報じられている。
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