Jリーグ サガン鳥栖

元鳥栖・長崎イバルボが負傷再発…コロンビア1部クラブ加入からわずか1週間

ビクトル・イバルボ 写真:Getty Images

 かつてサガン鳥栖やV・ファーレン長崎でプレーしていた元コロンビア代表FWビクトル・イバルボは、先月末にコロンビア国内クラブへ加入。しかし加入からわずか1週間で負傷している。

 同選手は昨年11月に長崎を退団。しばらくフリーの身である中、今年3月にはコロンビア1部リオネグロ・アギラスの練習に参加したものの、正式契約には至らず。それでも4月にコロンビアメディア『Win Sports』のインタビューに応じると、自身の今後について以下のように語っていた。

 「まだ現役を続けたいので、オファーを待っている。すでに代理人がいくつかのクラブと交渉したけど、まだ何も決まっていないんだ。家族がいるからコロンビアでプレーしたいし、コロンビアで数年間プレーして現役を終えられたら最高だね」

 そんなイバルボは先月30日、コロンビア1部アメリカ・デ・カリへの加入が正式決定。しかし今月16日に2023シーズン後期の開幕戦を控える中、同選手はトレーニング中に左膝を負傷。クラブは離脱期間を明らかにしていないが、スペイン紙『アス』コロンビア版は「イバルボは2018年、鳥栖在籍時に前十字靱帯断裂を負い、半年以上ピッチを離れていた」と、過去の負傷歴に触れている。

 イバルボはセリエA(イタリア1部)カリアリやローマ、プレミアリーグ(イングランド1部)ワトフォードなどをへて、2017年3月に鳥栖へ移籍。鳥栖在籍時に度重なる負傷により出場機会を得られず、2019年7月に長崎へ移籍。長崎でもコンディション不良に悩まされると、2022シーズンのJ2リーグで7試合の出場にとどまった。